【営業大学院大学構想】営業というキャリア

【営業に特化した大学院大学構想】

■営業というキャリア

このような状態で会社に入って営業職についたとしても、会社から与えられた数字をやらされ感のもと、日々悶々とこなしていく現実が待ち構えており、単調で、成長感を感じられない毎日を送っていくことになるでしょう。

彼らの本音は
1)自分の強みが見出せない時期にやる仕事、あくまで取り敢えず営業
2)将来的に希望の職種や管理職になるための通過点としての仕事
これまた取り敢えず営業なのである。いずれにしても営業は本丸の職業ではなく、取り敢えずの職業で営業をやっても何も得るものが少ないと思っている人が多いように思えてなりません。

しかしながら様々な職種の中で、これほど顧客から鍛えられる職種があるだろうか?顧客があって企業は成り立つわけだが、この顧客から生々しいリクエストをもらうのは他でもない営業職だ。時には理不尽な要求もあるが、常に会社の代表として、ビジネスの最前線で顧客と接する職業であることには間違いない。また創業経営者で成長企業を創った何人もの経営者を見てきたが、ほとんどが営業畑出身だ。

営業という仕事を気嫌いせず、むしろ進んで経験していただくことをお薦めしたい。全く違った角度からの気づきが得られるだろうし、恐らく人間としての価値観も変わっていき、成長を実感できるに違いない。

画像「営業大学」