【営業大学院大学構想】営業というイメージ

【営業に特化した大学院大学構想】

■営業というイメージ

「営業」と聞くと皆さんはどんなイメージを抱くであろうか?恐らく大抵の人達は出来れば(というよりは心底)なりたくない職業だと思っているのではないでしょうか?売り込むのも嫌だし、売り込まれるのも嫌なのが人間心理ではないでしょうか?

現に就職活動中の学生たちに聞くと、営業だけは避けたいと思っている学生がほとんど。しかしながら現状は文系の7割が営業職につくという実態で、しかも就業人口は第一位。

彼らに嫌な理由を聞くと、営業=ノルマがきつい、厳しそう、人に頭を下げて買ってもらうのは卑屈な感じがする、なんだか人をだますような気がして、負け組職業のひとつだから(他に肉体労働や接客など、いわゆるブルーカラーのイメージが強い)、単調でつまらなそう、成長感を感じられない、体を壊してまでバリバリ働きたくない、もっと創造的な仕事がしたい、優秀な人がやる仕事ではない!、高校の進路指導の際に先生から“お前ら、勉強しなかったら将来営業になるぞ”と言われたからなどなど、最後の理由は目が点になる話である。

ちなみに参考までに東大生の希望職種としての営業は1.6%(企業等の研究職40%、大学公的機関の教育・研究職37%、行政職29%、医者や弁護士25%、技術職25%など)いかに不人気かがうかがえる。

取り敢えず彼らは営業職にはつきたくなかったが、これといって答えがみつからなかったので営業とか、営業は苦ではありませんとでも言っておけば意中の会社に入れるだろう位にしか思っていないのが現実なのではないでしょうか。

画像「営業大学」