【社長視点】就活生必見!営業とは

日本の営業力強化を目指して、会社を創業して9期目を迎えております。

弊社は、日本一の営業力強化コンサルティング会社と自負しています。

本日は、「営業」の本質を理解してほしいと思います。

この時期になると新聞や雑誌で、人事の新卒採用における悩み「入社3年以内で3割強が会社を辞める」と取り上げられますが、その原因はどこにあるのでしょうか。

ある新卒採用セミナーの冒頭、担当者の質問「営業をやりたいと思っている人は?(挙手)」、挙手した学生は1割以下、9割以上が営業は嫌だ、就きたくない職種だという結果です。

学生たちは、その企業の世間での認知度やブランドに魅力を感じ、そして、理念には共感できても、職種=具体的にどんな仕事をしたいのか、特に、自分がどんなプロセスを経て、最終的にどのポジションでどんな結果を出していきたいのか、イメージできていない学生が多いと感じます。

営業は嫌だと言っても、学生の多くは、入社して営業職(部門)に就くことになります。
学生がイメージするしたい仕事と社会に出てから今求められるすべき仕事のミスマッチ(学生は長期的にも今の仕事がしたい仕事とリンクしていることがイメージできていないこと)が早期離職に繋がっているのが現実です。

学生の方に伝えたいことは、営業は全職種に通じる能力を身に付けることができる場であること。営業力の強化=どこでも必要とされる社会人になるということです。
将来、企画、広報、開発部門、グローバルに活躍したいと希望する学生も、また、いずれ会社の経営ボードに入りたい、起業したいと思うのであれば尚更、営業力を身に付けて頂きたいと思います。

どんな企業でも、「誰に何をどう売るか」が全てです。例えば、新しいマーケティング提案だったり、新製品の開発、PRの職種に就いても…徹底的にお客様、マーケットに応えられる視点を持ち、判断できる審美眼を持たなければ、結果は出せません。就職した会社が持つ世の中の知名度やブランドばかりに頼るスタンスの人は、長期に渡るお客様との良い関係も築くことはできないでしょう。

BtoB、BtoC、新規開拓、ルートセールス等、企業により営業スタイルも様々ですが、営業には、社会人に求められる全ての能力が詰まっています。
そう考えれば、営業職に就いても、将来の自分を見据えた働き方ができるのではないでしょうか。

過日の週間ダイヤモンドの記事、ダイヤモンド社人材開発編集部 間杉俊彦氏の記事に、「営業志望をアピールすれば、内定確率は間違いなく上がる」、「学生は、業界研究、自己分析に余念がない。しかし、職種研究をする者は少ない。営業という仕事への関心と理解の有無が、(内定率)の成否をわけかねないのだが。」と。

就職した会社で自分が、どんな職種に就いても、お客様と本気で向き合えるか。
営業とは何か。営業の本質を知ってほしいと思います。