【社長通信】スレッショルド

我が第二の母校、大前研一氏の“アタッカーズビジネススクール”。
過日のお薦めの図書『坂本桂一の成功力』より。

この本の書評にもあるように、200社の以上のビジネスに命を吹き込んだ
「型破り」の著者が成功のノウハウを公開しており、
特に目を引くのは成功するためには、
スレッショルド=閾値(しきいち)を超えることという強烈なメッセージだ。

これを超えると状態が変化する境目のことを意味するらしい。

成功するか、失敗で終わるかはこのスレッショルドを超えたか超えないか
が問題で、そこまでやり抜けば成功の道が開けるという。

筆者曰く
『努力をするなら、スレッショルドを超えるまでやる。
 超えられない努力ならしないほうがいい。あと一歩では意味が無く、
 スレッショルドを超えてこそ初めて意味がある。
 言い換えれば、努力が必要ないのではなく、努力するのは当たり前で、
 努力そのものに、意味がある訳ではないと言うことです。』

ビジネスも、オリンピックで金メダルを取るのも
ここまで到達した人間のみが美酒を味わえるということですね。

 

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