【社長通信】労働生産性の低下VS連合

労働生産性の低下 VS 連合

2010年の生産性白書によると、日本の名目労働生産性は760万円で、 15年前とほぼ同水準まで低下しているという。

皆さんご承知の通り、 労働生産性とは生産量(付加価値)÷労働量(従業員数)、 もっというと労働生産性とは 経営資本集約度(経営資本÷従業員数)×経営資本回転率(売上高÷経営資本)×付加価値率(付加価値÷売上高)である。

上場企業平均は約1700万円(前年度5%低下、99年度の水準に落ち込む) 企業でみると任天堂が2億1400万円でトップ。 上位企業は製薬メーカーが多いらしい。 各社の給与ランキングとの因果関係が何となくうかがえる。

こういった点を踏まえ、現在連合が給与1%アップを訴えてはいるが デフレ克服のための給与アップという観点も重要だが、、、 これらの現状も加味したうえで経営側との交渉に臨んでいるのだろうか? 甚だ疑問である。

みなさんも自社で一度上記の計算式に基づきシュミレーションしてみてはいかがでしょうか。