【経営者の行動・思考パターンを身につける】①新聞記事は…

経営者の行動・思考パターンを身につける

真のビジネスパートナー型営業になるためには、
経営者の考え方や行動パターンも身につけなければなりません。

なぜ、経営者の考え方が必要なのか?
ソリューション型営業までであれば、仕事を通じた場だけでトップ層とお付き合いしていればよいのですが、ビジネスパートナー型営業になると、トップ層との仕事以外でのお付き合いが増え、接触する時間も多く密度も濃くなっていきます。
そのためには、トップ層の会話レベルや思考レベルを十分に理解し、それを身につけておく必要があるのです。

私も、かつては「経営者の考え方」への脱皮ができず、「サラリーマンの考え方」のままで苦労した経験があります。
トップ層の方と会食に行く機会があったのですが、考え方のズレが生じ、話がかみあわなくなってしまったことがあります。その後は二度と1対1で行くことはありませんでした。
一方で、それからしばらくして、経営者の考え方が身についてきたときに、別のトップ層の方と会食をしていたら「あんたは経営者泣かせだね~」と嬉しいひと言を言われたことがあります。
経営者は孤独な生き物です。そのなかで、自分の気持ちをちゃんと理解してくれたことに対して、この言葉をかけていただけたのだと思います。

さて、本日より、「普段から出来る経営者の行動・思考パターンの身につけ方」(全12例)を配信していきます。日々の習慣を変えることで経営者の考え方の一部ですが、習得することができます。皆様も是非、「経営者の思考パターンを習慣化」してみてください。

① 新聞記事は、いつもなぜなのかを考えながら読む

経営者は、いつも物事の本質を見ようとします。
私は、本質を見る習慣をつけるために、新聞を読むときには記事の表面上の内容だけをインプットすることはしないようにしています。

なぜ、3社合同のブランドを立ち上げるのか?
なぜ、店舗展開を関西から始めるのか?
なぜ、この企業は倒産に追い込まれたのか?
なぜ、新商品をこの時期に発表するのか?

このように、いつも気になる記事は、「なぜなのか?」と考えながら読んでいます。
必ず物事には結果をもたらす原因が存在しています。その裏側にあるものがわからない場合は、精通してそうな人に聞いてみたり、雑誌や書籍やインターネットを駆使して徹底的に調べることもあります。

是非、皆さんも実践してみてください。

経営者の資質を磨き,真のビジネスパーソンを目指しましょう!

次回は、「名刺を並べて、ビジネスマッチングを考えてみる」です。