【社長通信】ストックデールの逆説
今朝の日経産業新聞の眼光欄にいい記事が出ていたのでご紹介させていただきます。
それは米経営学者のジム・コリンズ氏の著書に「ストックデールの逆説」というエピソードを紹介している。
ベトナム戦争時にハノイヒルトンと呼ばれた捕虜収容所で最高位だった米国の軍人ストックデール将軍の話だ。
将軍は8年の捕虜生活で何度も拷問を受け、釈放の目処は立たず、家族との連絡もとれない状況にあった。 そんな中でも、多くの人は捕虜生活が長引くにつれ心身ともに衰弱し、収容所からでてこれなかった人もいたが、将軍は 「最後は勝つ」という確信は失わなかった。
希望を持ちながらも厳しさから目を背けない。 復旧の前線に立つ企業人にとってもこの教えは大切なことではないかと思う。 現実を直視しつつ、最後はこの逆境を克服するという気持ちを途切らせない強さが我々一人ひとりに必要だ。
我が日本、これからが底力の見せどころだ。