【社長通信】働きがい

日本でも最近、社員の満足度や意欲と並んで「働きがい」に注目する
新しい動きが見られるようだ。

企業業績が好転してくると、一般的に考えれば社員の満足度も上がり、
「働きがい」があるように思うのがふつうだが、今の若手社員に関しては、
対極にあるように思えてならない。もっと極論すると、「働きがい」が
喪失している比率が高まっているようにも思える。

働きがいとは、そもそも「働くにあたっての心の張りや、仕事のやりがい」
に値するものであろう。

ちなみに「働きがいのある会社」の基本要件は
①マネジメントに対する信頼(信用・尊敬・公正)
②仕事に対する誇り
③仲間との連帯感
         出所:The Greate Place To Workモデル

もっと平たく言えば、働いている会社や経営者、管理者の人たちを
いかに信頼し、自分の仕事にプライドを持ち、一緒に働く仲間と
連帯感がもてるかどうかということなのである。

成果主義の制度疲労が起こってきている昨今、
(だからと言って成果主義は決して忘れてはならないと思いますが・・・)

企業の『働きがい度』にも目を向けていく事が、
企業の人材活性化のひとつのキーとなっていく時代がきているのだろう。