【社長通信】成果と結果の違い
成果と結果の違い
とかく混同されがちなこの両者。
成果となると、何を持って成果なの?と漠然としがちだ。
成果とは「ある事をして得られたよい結果」で
結果とは「ある原因や行為から生じた結末」である。
企業内でも明確に使い分けなければ、受け手も混乱してしまう。
スピードを上げるためには、
「成果を早く出せ」ではなく、「結果を早く出せ」と言わなければならない。
成果を早く出そうとすると安全に間違いなくやろうとするから
スピードは落ちる。
同じ組織の能力であるならば、意思決定に1ヶ月かかる会社と
1週間かかる会社とでは、1週間で結果が出て方向転換できる会社が勝つ。
釈迦の言葉に“因果倶時”という言葉があるが
まさに結果を出すためには、原因と結果の関係に注目し
スピードを上げ、行動していくことが重要なのであろう。
とにかく、企業に求められているのは結果である。